の手換気システムの手入れ

換気システムの手入れ

●換気システムの特長や機能を理解し、住まいのダクト配管の経路、システム本体や給気・排気口の位置を確認しておくこと。

●特に給気口は外の影響を受けやすいので汚れやすく、またシステム本体はいつも作動している状態なので、こまめな点検と清掃をおこなうことが必要。

●季節や状況などによって、こまめにコントロールスイッチを調節すると快適環境を保てる。

●冷気を感じる時や強風の時などには、給気レジスタの【開・閉】スライドスイッチを「閉」にしておくと効果的。


換気システムの特長や機能を理解しておきましょう

■集中排気方式
自然換気に近い方法をとりながら、住宅の規模に合わせた必要にして最小限の適切な換気をおこないます。ダクトファンにより、ほこりや臭い、湿気などの汚れた空気を排出し、同じ量の新鮮な空気を給気口から取り入れます。ファンによって僅かな圧力差(負圧の状態)を室内につくることで空気を吸い込みますので、圧力が集中する給気口は、外と直接接触し、ほこりやゴミがとくにたまりやすい箇所です。




■強制給排気方式(熱交換換気)
熱交換換気装置を用い、給・排気口とファンをダクトで結び、換気をおこないます。この方式は、室内の冷暖房効果を極力損なわずに、計画的な換気と省エネルギー効果が望めます。給・排気だけの換気をおこなうと、その換気量の分だけ熱が逃げてしまうことになり、冷暖房の効率が落ちてしまいます。このため、暖めた、もしくは冷やした室内空気をそのまま外へ排出するのではなく、熱交換換気装置によって汚れた空気だけを排出し、その熱を外からのきれいな空気に戻して部屋の中に送ります。




集中排気システムの手入れ
【ガデリウス製品】

熱交換換気システムの手入れ
【ナショナル製品】

●ファンユニット
半年に1度は掃除を。専用ブレーカーを落として電源を切り、前面カバーを開ける。本体下部のコネクター貫通部のビス(ケーブルキャップ)をはずしコネクターを抜く。ファンケースを下方に引きはずし、その上面の整流カバー、中央のナットをはずす。次に慎重にファンをはずし、ファンとファンケースを清掃し充分乾燥させる。本体ケースも清掃し、終わったら逆の手順で取り付ける。



●給気レジスタ
年に1〜2回の掃除。少量の中性洗剤を入れた水でフィルタを洗う。レジスタを開いた状態にしてカバーをはずし、フィルタホルダーをはずし、フィルタを取り出す。洗い終わったら充分に乾燥させ、もとの位置に取り付ける。



●排気レジスタ
年に1〜2回の掃除。その際、流量制御の可動部をずらさないように。レジスタの調整が狂うとシステム全体のバランスを崩してしまうので注意すること。レジスタ脱着の際は、中央の円錐円盤状の可動部分に触れないよう、両側から両方の手で押えて引き抜く。取り付けは、ソケット側の溝にスプリングをセットし、ぴったりとはまるまで押し込む。(※取り外す前に、可動部分の位置をマーキングしておくことをお薦めします。)

●換気ボックス
毎月1〜2回の掃除。手袋をはめて天井からルーバーをはずしフィルターもはずす。ルーバーは台所用洗剤を浸した布をよくしぼって汚れを拭きとる。フィルターは掃除機でほこりを吸いとる。汚れがひどい場合は台所用洗剤を溶かしたぬるま湯に浸して洗い、よく乾かす。



●本体フィルター
年に1〜2回の掃除。電源を切って天井の点検口を開け点検蓋を取りはずす。フィルターを熱交換素子からはずし、フィルターを手で軽くたたくか掃除機でほこりを吸い取る。汚れがひどい場合は、台所用洗剤を溶かしたぬるま湯に浸して押し洗いし、充分自然乾燥させる。熱による乾燥は、変形・変質の原因になるので避けること。
(※フィルターをはずす際に引っかけ部をこわさないようご注意ください。)



●熱交換素子
年に1〜2回の掃除。フィルターをはずし、熱交換素子を手で支えながら本体から慎重に熱交換素子をはずし、掃除機のブラシ付きのノズルで軽く当てて表面のゴミやほこりを取り除く。熱交換素子の目をつぶさないように注意し、水洗いは絶対にしないこと。(※熱交換素子はこわれやすい商品ですのでご注意ください。)


※メーカーによって仕様が異なる場合がありますので、必ず取扱説明書をお読みになってから作業を進めてください。


集中排気システムの手入れ
【ナショナル製品】

●セントラル換気ファン
セントラル換気ファン内部にほこりが付着しますと、故障、騒音の原因となりますので、定期的に工務店、またはサービス会社に点検・掃除をご依頼されることをお薦めします。ご自分でのセントラル換気ファン掃除は行わないでください。

●吸込グリル
月1回の掃除。居室用吸込グリルはほこりを掃除機で吸い取り、水または台所用中性洗剤を浸した布で拭きとった後、からぶきする。浴室用吸込グリルは台所用中性洗剤を浸した布で拭きとった後、からぶきする。また、居室用吸込グリルは風量調整つまみが着脱可能なので、汚れがひどい場合は取り外して水洗いする。

●自然給気口
半年に1回の掃除。ルーバーをはずし、水または台所用中性洗剤を浸した布で拭きとる。次にフィルターをはずし、掃除機でほこりを吸い取る。ひどい場合は台所用中性洗剤を汚れが入れたぬるま湯に浸し、押し洗いする。(もみ洗いはしない。)その後、自然乾燥させてから、フィルターをはめ、ルーバーをはめる。(なお、フィルターは5〜6回のお手入れを目安に、専用の交換用フィルターと交換してください。)

※本体の点検・清掃は、工事店またはサービス会社にご依頼されることをお勧めします。

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